子どもをスマホから遠ざけるためには

家庭教師 神大生の本気。

子どもをスマホから遠ざけるためには

子育てママへ最強のスパイスー『未来教育』

2019/10/25 子どもをスマホから遠ざけるためには

家庭教師 神大生の本気。代表の吉村です!

 

たまに相談される内容に、スマホを持たせるべきかというものがあります。

 

どうでしょうか?今どき、小学生でも普通に携帯電話やスマホを持っていますよね。平成元年生まれの世代やそれ以上の年代の方からするとかなりびっくりしますが、時代の流れというのもあり、僕自身、スマホをもたせることについては基本的に賛成派です。

 

 

賛成派である理由は以下です↓

 

・GPS機能などでどこにいるかわかり、安心

・子どもと連絡が取りやすい

・子どもがIT機器を扱う勉強になる

・情報に対するリテラシーを学ぶ機会になる

・友達とのコミュニケーションおよびコミュ力向上につながる

・様々な人を見ることができ、視野が広がる

・興味のあることを自分で調べて学べる

 

などなど、上げればキリがありませんが、もちろん、デメリットも承知しています。

 

・危険なサイトへのアクセスが教育に悪影響を及ぼす

・知る必要のないことまで知ってしまう

・ゲームやYoutubeにハマり、勉強しなくなる

・手元ばかり見て目が悪くなる

・スマホがないと生きていけないようになってしまう

・なにかの事件に巻き込まれてしまう可能性がある

 

など…こちらもキリがありませんが、以上のことなどが原因でスマホは持たせることに疑問を感じている親御さんも多いようです。

 

ただ、今回はスマホをもたせることに賛成・反対を述べることではなく、スマホを持たせた上でどうスマホから遠ざけるかというテーマでお話していこうと思っています。

 

結論から言うと、これです!

 

 

 

「熱中できる趣味や遊びを持たせる」

 

 

 

もちろん、スマホゲームに熱中とかは論外です!笑

 

これって、教育上のテーマでもありませんか?

 

なにか手を動かしたり、体を動かして熱中できる遊びだとか、頭をフルに働かせて考えるような趣味(パズルでも絵描きでも読書でも雑学でもなんでも可)があるって非常に大切なことです。

 

こういうものが子供の好奇心をそそり、次々と新しいことに触れていく機会になり、それが楽しくてまた次に進んでいく「スマホよりも楽しい目の前の現実」に夢中になっていくんです。

 

この結果、スマホよりも楽しいことがたくさん増えていき、スマホから自然と遠ざかっていくことになります。

 

では、こういう風に持っていくためには、どうすれば良いのか。これは完全に親の課題ですよね!親が誘導しなければ子どもがそこにたどり着くのは運の問題になります。ざっくりですが、大きく3つの方法があると思います。

 

 ①いろんな場所につれていったり、いろんなものに触れる機会を与える

 

非常に大切なことです。子どもの好奇心はどこにヒットするかわかりません。一緒にいろんなものに触れる機会を親が作っていくことで、子どもの中にある好奇心の種を育てていきましょう。そういう意味では、いかに親がアクティブで経験値が豊富かってすごい重要な気がします。

 

②親や友達が楽しんでる姿をみせ、楽しみ方を教えて一緒に楽しめるようにする

 

親が実際に楽しんでたり、夢中になってたり、友達が楽しそうにしてる姿は子どもにとって魅力的に映り、やってみたい!と思わせられる場合も多くあります。さらに言えば、見せたとしてもヒットしないのは、子どもが「楽しみ方を知らない」場合もあり、何が楽しいのか、どうやったら楽しいのかを教えてあげることも有効です。

 

③同い年くらいの子供が真剣に頑張ってる倶楽部などに連れていき、そこに放り込む

 

これだけちょっと荒療治ですよね。笑 要は、スポーツクラブなどで真剣に頑張っている同い年の子たちが多くいる環境につれていき、自然と周りに合わせて自分も本気度が高まっていき、いつしか夢中になってる…というようなイメージです。全くやる意思がなかったり、やる気を見せない場合はさすがに選ぶチョイスを考えた方が良さそうな気もしますが、有効とされることも多いです。

 

 

 

大きく3つ紹介しましたが、これらすべてに共通して言えるのは、親がうまく誘導するということ。

 

その為には、親が楽しそうだったり、親が褒めてくれたり、一緒に楽しめたり…といった「一緒に」ということが重要です。多くの場合、親は頑張らずに子どもに任せていますよね。子どもが自発的に楽しんでいるならそれは良いです。ただ、そうでない場合は、親がどれだけ一緒に楽しめるかとか熱中できるかとか、そのあたりの熱量が最も大切なのではないでしょうか。

 

好奇心を育て、スマホよりも楽しい現実をうまく作っていけるように、親が頑張らないといけないのです。

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