スタディサポートコース

多くの子どもたちにとって、勉強は敵。やる意味もわからなければ、価値もわかりません。成績が良くなければ、既に勉強嫌いにはなってしまっているでしょう。

そういったお子さんたちへのアプローチは、まず３つのことを理解してもらいます。

　１.勉強からはどうしても逃れられないこと

　２.勉強する意味とメリット

　３.勉強はあまり難しくないこと

多くのお子さんは漠然と「普通の人生」を歩みたいと思っていますが、勉強せずに学校を卒業し、いわゆる「普通」の人生を歩むことはできません。高校や大学に行こうと思っても、裏口入学などのチートはなく、全員が平等に試験を通過しないといけません。

勉強から逃れて安泰な人生など普通には歩めない。逃れられないので、いまのうちにちゃんと向き合った方が良いと、冷静に理解しましょう。

次に勉強する意味とメリットについて。勉強する意味や価値について、多くの子どもたちが「わからない」「どうせ使わない」「知らなくても生きていける」的なことを言いますが、勉強する意味や価値とは「頭のトレーニングになること」で十分です。

頭も使わなければ退化していきます。出来るだけ学生時代に頭をひたすら使い、頭を使うこと自体に慣れておかなければ、能力（脳力）はすぐに低下し、不自由な生活や人生を強いられる可能性が高くなります。

スマートフォンの使い方がわかっても、メタバースのような新しい世界には「わからないから」と拒否反応を示します。もしそれが、スマートフォンのような生活必需品にまで浸透した世界になったとしたら、時代に取り残されてしまいます。

そうならない為にも、「わからないこと」を理解し「わかるようになる」のが当たり前に出来るようにすべきです。勉強はそのトレーニングなのです。

最後に、勉強は難しくありません。なぜなら、ちゃんと「こういう時にはこうします」というマニュアルがあるからです。そうです、教科書です。全て答えはそこに載っています。さらには、問題集なんてものまであります。やり方を覚えて、それっぽい問題を解いてみましょう。たぶん解けますよ。

簡単なんです。勉強のハードルは意外にもすぐに下がります。